S-360-12 電源改造

試験の結果、コモンモードノイズが多いのとファンの騒音が大きいので改造しました。
低周波フェライトコアを巻き、Yコンデンサでしっかりアースを取ることによりほぼきれいになりました。
アースがしっかりとれない環境でフェライトコアだけでも半分程度になっています。
 

あと、負荷をかけるとファンの音が思いのほかうるさいので中身を調べると、サーマルスイッチが省略されていました。

RT2がサーマルスイッチ用

ここにサーマルスイッチをつけてもONになったときにはうるさいことに変りはないので温度制御することにしました。
アナログ温度センサーLM35DZの出力をオペアンプで25倍程度にし、エミッタフォロアでファンを駆動しています。
アナログ温度センサー

使わなくなったオーディオアンプのケースに組込み、秋月の電圧計を取り付けました。
電源スイッチ周りは流用

元の穴をごまかすために100均の木目シート

 
トータル3000円程度でほぼ満足できる電源が出来上がりました。

“S-360-12 電源改造” への1件の返信

  1. S-360-12の電源テスト結果、200V電源をブリッジ整流した後に入っているコンデンサーの耐圧が250Vのものを使用している耐圧不足と思われ怖くて長時間の使用は避けております。
    12V30Aの負荷をかけてみましたが電圧降下もなく良好に使用できております。電源を100Vに切り変えて100Vで使用したところ倍電圧整流で200Vを出しているため負荷は10A位しかとれません。他の方の書いているコメントを見ると100Vでも12V30Aとれるように書いておりますので、この電源のみ不良かもとあきらめております。

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