昔に作った0-V-2をレストアした

昔に作った0-V-2が出てきた。(証言者に言わすと小学校の時らしい)

一旦全部ばらしてレストアすることにした。

回路を控えながら全部ばらし

回路を検討

B電圧をブリッジ化、コイルを新規にまき直し、AF用ボリュームを1段目の入力へ変更、という計画で進める

コイルは以前に考え付いた「電池チョンチョン」方式で

再生側コイルはカットアンドトライしてみたけどそんなに違わないというか、再生のかかり具合が変わるけど”再生ボリュームあるからいいんじゃない?”くらい

SSGからの信号はハンディのレシーバーと同等くらいには聞こえるようになったけれどどうもハムが気になるので直流点火することに

試しに実験用電源から点火してみるとすこぶる綺麗に聞こえる!

整流回路を組んで実験用電源で流れた同程度の電流を流した時のリプルを確認

あと、再生電圧?を調節するボリュームの容量が全然足りていないので手前に抵抗を入れて分圧、定格内で収まるように。

再生と音量の調整がクリチカルですがうまく調整すればそこそこ聞こえます。

超簡易型電子負荷

放送設備用のパワーアンプ基板のジャンクがたくさんあったので超簡易電子負荷を作りました

トランジスタはコレクタ損失が120W程度ありそうなやつでベース電流をボリウムで調整するだけの完全なパッシブ型です。

テストの様子

電流測定用に小さなセメント抵抗を付けています

逆接保護用のダイオードとボリウム以外、ヒートシンクやトランジスタ押さえ金具までアンプ基板流用です。

ディップメーターを持っていなくてもオシロと乾電池でLC共振周波数を簡単に調べる方法

LC回路の共振周波数を調べるのにNanoVNAがあるからといろいろやってみましたが、S11とS21で周波数のカーブが違ったり周波数のディップと位相の関係が良くわかりません。

遅い目の矩形波を入れて調べる方法を見たことがあったので発振器を作ろうかと考えたのですが、電圧や周波数を考えると「電池だけでいいんじゃないの?」と思い、やってみました。

LCを並列に接続しておき、両端にオシロのプローブを繋ぎます。

そのプローブで電池をチョンと触ります。(適当な抵抗を挟んでます)

2.358MHz

すると共振周波数で振動してくれるのでカーソルから周波数を直読できます。

試しに555の発振回路とアナログオシロでもやってみましたが同じ周波数になりました。

2.298MHz

555の発振回路を作る前にオシロのキャリブレーション信号でやってみましたが無理でした。出力インピーダンスが高そうです。

FT8等狭帯域デジタルモードの通信で「Equalizer APO」を使って目的の局を浮び上げる?方法

その1

パラメトリックEQのPeak filterとNotch filterを入れる
イコライザーOFFの状態
イコライザーONの状態

強力な局の出ている辺りにNotchを入れ、目的局辺りにPeak filterを入れます

見た目のS/Nだけ上がる

その2

プリアンプでゲインを下げてPeakで持ち上げた周波数をスキャンすると

今まで見えて無かった局が見える?かも?

強力な局がいてAFで歪むような場合には効果あるように思います。

ダミーロード製作

150Wタイプの抵抗を適当なヒートシンク(数十W?)に取り付けてジャンクの無線機から取り外したコネクタコードを付けました

FT-817の出力をオシロで測っているところ

サーマルカメラで見るとどうも上の白いところが熱いので

サーマルパッドを挟んで銅の板で押さえました。

あんまりよくわかりません。

100均パドルの調整

出来上がって無線機につないでみると明らかに符号がおかしい。

”N”が”K”になったり”J”が”テ”になったり

信号を見てみると

ch1=VBE ch2=VsenserOUT

上がキー出力、下がセンサー電圧

明らかにOFFするのが遅いのでコンパレーターの基準電圧を下げて

こんな感じで。

今回適当な抵抗とVRで 1/2電源電圧~0Vまで調整できるようにしたけどちょっとクリチカルなので、次回はもうちょっと調整領域で解像度上げて調整しやすいようにします。

100均パドル完成

モールス打電用の電鍵(キー)自作しました

土台も100均のコレクションケース(?)に固定し裏に耐震パッドを貼り付けました。

圧力センサー式(無接点)TTL出力

センサーはAliexpressで一個200円程、1kgのタイプを使っています。

真ん中の金具はホームセンターで調達 ゴム足を両側から抱いてセンサーに当たるようにしています。

100均の定規でパドル

100均の定規2つと圧力センサーでパドル(電鍵,キー)を作りました

圧力センサは押さえると抵抗値が下がるアナログ出力なので手元にあった汎用オペアンプをコンパレーター代わりに使用しデジタルトランジスタでTTL出力にしました。

汎用オペアンプなのでちょっと遅い?

ちょっと怪しい感じもありましたがマイコンのエレキーに入れたところ問題なさそうです。

再生環境によって音が出ないようです

最初、タッチセンサーでやろうとしたのですが

近づくだけでONになるので諦めて圧力センサーにしました。