YAESUの無線機FT-100のマイクMH-42のPTTスイッチが不良になったので修理
症状はPTTがばたつく
調べるとPTT用マイクロスイッチの接点がON抵抗数十Ω~数百Ωあり安定しない
交換用部品はなさそうなのでゴミ箱のマウスからスイッチを取り出し
そのまま交換
で、うまくいきました。
マウス用に多く使われているオムロンのスイッチでいけそうです。
このマイク、何故かマイクのグランドが本来のパターンに接続されておらず、ダイオード経由でPTTスイッチのグランド側に接続されてます。
本来のパターンに接続した形跡は無いので出荷時からこうなっている物だと思われます。理由がわからないのでこのままにしておきました。
S-360-12 電源改造
試験の結果、コモンモードノイズが多いのとファンの騒音が大きいので改造しました。
低周波フェライトコアを巻き、Yコンデンサでしっかりアースを取ることによりほぼきれいになりました。
アースがしっかりとれない環境でフェライトコアだけでも半分程度になっています。
あと、負荷をかけるとファンの音が思いのほかうるさいので中身を調べると、サーマルスイッチが省略されていました。
ここにサーマルスイッチをつけてもONになったときにはうるさいことに変りはないので温度制御することにしました。
アナログ温度センサーLM35DZの出力をオペアンプで25倍程度にし、エミッタフォロアでファンを駆動しています。
使わなくなったオーディオアンプのケースに組込み、秋月の電圧計を取り付けました。
トータル3000円程度でほぼ満足できる電源が出来上がりました。