超簡易型電子負荷

放送設備用のパワーアンプ基板のジャンクがたくさんあったので超簡易電子負荷を作りました

トランジスタはコレクタ損失が120W程度ありそうなやつでベース電流をボリウムで調整するだけの完全なパッシブ型です。

テストの様子

電流測定用に小さなセメント抵抗を付けています

逆接保護用のダイオードとボリウム以外、ヒートシンクやトランジスタ押さえ金具までアンプ基板流用です。

ディップメーターを持っていなくてもオシロと乾電池でLC共振周波数を簡単に調べる方法

LC回路の共振周波数を調べるのにNanoVNAがあるからといろいろやってみましたが、S11とS21で周波数のカーブが違ったり周波数のディップと位相の関係が良くわかりません。

遅い目の矩形波を入れて調べる方法を見たことがあったので発振器を作ろうかと考えたのですが、電圧や周波数を考えると「電池だけでいいんじゃないの?」と思い、やってみました。

LCを並列に接続しておき、両端にオシロのプローブを繋ぎます。

そのプローブで電池をチョンと触ります。(適当な抵抗を挟んでます)

2.358MHz

すると共振周波数で振動してくれるのでカーソルから周波数を直読できます。

試しに555の発振回路とアナログオシロでもやってみましたが同じ周波数になりました。

2.298MHz

555の発振回路を作る前にオシロのキャリブレーション信号でやってみましたが無理でした。出力インピーダンスが高そうです。

FT8等狭帯域デジタルモードの通信で「Equalizer APO」を使って目的の局を浮び上げる?方法

その1

パラメトリックEQのPeak filterとNotch filterを入れる
イコライザーOFFの状態
イコライザーONの状態

強力な局の出ている辺りにNotchを入れ、目的局辺りにPeak filterを入れます

見た目のS/Nだけ上がる

その2

プリアンプでゲインを下げてPeakで持ち上げた周波数をスキャンすると

今まで見えて無かった局が見える?かも?

強力な局がいてAFで歪むような場合には効果あるように思います。

ZELLO PTT Bluetoothボタンでの挙動

Bluetoothボタン(メディアボタン)でのPTTの挙動があやしいのでいろいろ確認してみました。

・ZELLOアプリが前面に出ている(フォアグランド)の時は反応しない

・設定ーPTTボタンー再生(再生ボタンを割り当てている)を選択し

「バックグランド時もヘッドセットのキーによる操作を有効にする」にチェックし

Button contactで相手のユーザーを選ぶ

この状態でZELLOアプリをバックグランドの状態(他のアプリかホーム画面が前面に出ている状態)にすれば選択した相手(グループ)には普通に使用できます。

同じ設定でもZELLOアプリがフォアグランドの状態だと動作しません。

スマホの機種によるのかアプリの不具合なのか不明です。

このスマホもそう長くないと思うので更新するかソフトがアップデートされたらまた試してみようと思います。

ZELLOモービル機n号機( Bluetoothの不具合)

もう何号機かわかりませんが作りました。

仕様は以前とほぼ同じ

本体は富士通のMCAにPanasonicのスピーカーマイク

Bluetoothモジュールは BK8000L

DCDCコンバーター、

AFアンプはTDA2030のモジュール

最近あんまりZELLOを利用していなかったのですが、久しぶりに使ってみるといろいろ不具合があります。

症状1 PTTを押す→音楽が再生される

これはBluetootjのPLAYボタンをPTTに割り当てているので覚悟の元ですが以前はZELLOアプリをアクティブにしていたら問題無かったのに、今はそれでも音楽が再生される

何回かやっているうちに問題なくなり普通に使えるようになる。

症状2 PTTを押す→何も起こらない

android端末を再起動すると正常になることもあるけどよくわかりません。

画面のボタンで送信したらマイクはBluetoothになっているので接続は出来ている模様

PTTボタンの割り当て(PLAY)を一旦削除して再割り当てするとその時は設定完了するので信号の接続も問題ない模様、でも送信状態にならない

同じ状態で違うandroid端末から接続すると問題ないので端末特有のBluetoothの処理方法が違うのでしょうか?

いろいろやってるうちに一旦動作すればそのまま使えますがどちらか(ZELLO、Android)がアップデートされるのを待つしかない?

でもStandardの筐体に入れたのは問題なく繋がっているような・・・。

それとZELLOの今のバージョンではアラート音が全く出なくなりました。スタンバイ・ザーもPTT押した時のピッも鳴りません。これもスマホだけでタブレットは問題なし。

ダミーロード製作

150Wタイプの抵抗を適当なヒートシンク(数十W?)に取り付けてジャンクの無線機から取り外したコネクタコードを付けました

FT-817の出力をオシロで測っているところ

サーマルカメラで見るとどうも上の白いところが熱いので

サーマルパッドを挟んで銅の板で押さえました。

あんまりよくわかりません。

100均パドルの調整

出来上がって無線機につないでみると明らかに符号がおかしい。

”N”が”K”になったり”J”が”テ”になったり

信号を見てみると

ch1=VBE ch2=VsenserOUT

上がキー出力、下がセンサー電圧

明らかにOFFするのが遅いのでコンパレーターの基準電圧を下げて

こんな感じで。

今回適当な抵抗とVRで 1/2電源電圧~0Vまで調整できるようにしたけどちょっとクリチカルなので、次回はもうちょっと調整領域で解像度上げて調整しやすいようにします。